「まぼろしのお米」とも呼ばれる「ミネアサヒ」は、令和2年度の「米の食味ランキング」では愛知県で初となる「特A」を取得しました。その味の特徴は「冷めても美味しい」と言われ、小粒ながらも旨味が高く、食べた後の上品な清々しさは、作手の清き水の流れそのもののようです。
「ミネアサヒ」は、愛知県の山間技術試験場で、標高の高い山間地域に向く良食味米として、「関東79号」と「喜峰(きほう)」をかけ合わせて作られ、昭和55年に品種登録されました。
その後、食味が良いことから、愛知の山間地域の銘柄米として栽培が進められてきました。
米はやや小粒で、まるまるとして光沢があることが特徴です。旨味、粘りにすぐれ、「冷めても美味しい」と評判です。
現在、他県ではほとんど栽培されず、三河地方においてのみの流通となり、希少な「まぼろしの米」と呼ばれています。
山から湧き出る清らかな水と山間部の自然豊かな空気が育む美味しいお米です。